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ライブ音源を、処理して遊ぶ。

曲の出だしと終わりをフェードイン&アウトにして、イコライザーかけて、ノーマライズかけて終わり。

という予定だったんだけど、ノーマライズが、おかしい。

なんでだろ?ということで、波形をチェックしてみると、曲が終わった後のお客さんの拍手や、曲の合間の手拍子が、演奏よりも大きな音で入っている。

この拍手の音が音量のピークになってしまっていて、肝心の演奏は、拍手よりも音量が小さい。

録音するマイクの近くにある音のほうが、大きな音で録音されるので、客席で録音した場合、ステージの演奏より客席の拍手が大きく入るのは仕方ないのだが、このままでは聞きにくいので処理をする。

曲が終わってからの拍手は、そこのところだけ範囲選択して音量を下げてしまえばいいが、曲の合間の拍手は、どう処理すればいいんだろ。

やっぱり、そこだけ音量下げるしかないかなぁ。

ここは曲の合間なので、聞いている時に音量が上がったり下がったりするのが気にならない程度に、手拍子の「パン」という、ほんの僅かな一瞬を範囲選択して、ひとつひとつ音量を下げていった。

それから全体的に音量を上げて、処理は終了。

演奏と、拍手&手拍子の音量バランスが整って、聞きやすくなった。

ちょっとした処理だけど、こういう、ちょっとしたことを変えるだけで、音楽がぐっと聞きやすくなるというのが、なんか分かった気がした。