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朝から夜まで、母に関する電話とメールが続いて、その対応に追われていました。

20回以上、電話がかかってきて、ほぼ1日中、喋りっぱなしでした。


夕方、訪問看護師からの電話では、母の血圧と酸素量が低下しているそうで、明日、酸素の機械を入れることになったそうです。


医師に電話で、緩和ケアからベッドがないと断られた話をしたら、もう緩和ケアと同じ処置を開始しているので、緩和ケアには入らなくてよいと言われました。


え?

そういうのって処置を開始する時に、本人や家族に承諾とるか、報告しないの?

本人も家族も知らないうちに、麻薬を使っちゃうの?

知らない間に、母に麻薬を使われていたことに驚きました。


医師によると、今日の段階で「もって、あと1週間」とのことでした。

4日前は「もって、あと1〜2週間」と言っていましたので、いよいよ秒読みのようです。


夜、弟夫婦が、母の家に行きました。

後で聞いたら、弟は「呼ばれている気がした」ので、行く予定はなかったけれど、衝動的に行ったそうです。


私が作って母にプレゼントしたラブチャームが、新品・未開封のまま、母の家に置いてあったのを見つけていました。

20200331それをふと思い出し「ラブチャームを、母に持たせた方がいい。今こそ、使う時!」と感じました。

ラブチャームは、愛する人に会えるお守りです。


何年も前に作ったものなので、効果があるかは分かりません。

だけど先日、引き出しにしまわれていた、母のミラクルブレスを発見し、母に見せたら「つけたい」と言って、母は私からミラクルブレスを奪い取るようにして、必死に左手につけていました。

こういうものが心の拠り所や、支えになると感じていたので、弟に電話で頼んで、ラブチャームを箱から出し「父ちゃんに会えるお守り」と言って、母に握らせてもらいました。

そして、父ちゃんの遺影を、母に見せ「死んだら父ちゃんに会えるから、死んでも怖くないよ」と言ってもらいました。


死ぬのが怖くないはずないです。

もっと生きていたいでしょうし、やりたいことも、まだまだ、いっぱいあったでしょう。

でも、少しでも、安心して貰えたら。