カテゴリ:
実はここ1週間ばかり、自分の精神状態がとても不安定だった。地の底から湧いてくるような、拭い去れない不安に襲われる日々が続いていた。

今月の収入が少ないので家賃とかが払えるのか?という不安、ヒーリングをやる事でお金をとってもいいのか?という不安、自分は愛されていないのではないか?という不安などなど。不安に捕らわれて思いつめると、心臓がドキドキしたり、落ち着かなくなったり、手が震えたりもした。不安が与える影響は大きい。

レイキをやっても、いつもの感触や手応えを感じられない。どうしたんだろう。

そしてしまいには、もう治ったと思っていた喘息やアレルギーの発作までも出てきた。先日ベッドを処分してから、床に布団を敷いて寝ているのだけれど、ずっと天気が悪くて布団が干せないから、布団が埃っぽいのかな?と始めは思っていた。けど布団を干した日も、夜中に喘息の発作で突然目覚め、呼吸困難で苦しくて、横になって眠る事ができなくなる。やばい、本気で治さなきゃ。

今までだったら吸入器を使って発作を抑えていたけど、今回は使わなかった。いつかの日記にも書いたけれど、喘息の原因は自分でよく分かっている。多分、私は今「自分を愛していない」のだ。

周りの人は私の喘息の発作を見て、医者に行けと言った。けど私は「原因は精神的なことだから医者では治らない」と言った。精神的な事が原因な訳ないだろうと言われたけれど、自分にヒーリングして、自分で治してみせようと思った。

なので昨日の夜、徹底的に自分をヒーリングする。レイキの、いつもの手応えが戻ってきた。レイキをしながら色々な事を問いかけているうちに、直感的に答えがかえってくる。

始めに書いた不安や喘息はすべて、自分を愛していない・信頼していない部分があることから発生したもの。収入が少ないなら稼げばいいんだけど、稼げる自分を信じていない。ヒーリングをやりたいという自分を信じていない。愛されている自分を信じていない。これは逆をいえば、自分を愛していないから他人からも愛されていないんじゃないかと不安になっている。

ではどうして自分を愛することができないのか?は、今やめたいんだけどやめられない事がひとつあって、それをやめない自分が嫌みたい。けどすぐにはやめられないので、それはもうちょっと時間をおいてから解決していくことにして、意識を別のところへ向ける。

愛に襲われる。襲われるという表現はオカシイかもしれないけれど、自分はこんなにも大勢の人に愛されているじゃないか、という感覚に襲われる。自分が大勢の人の前でライブをやっているイメージがきて、その大勢の人の前で歌ったりして、みんなに目に見えない何かを渡しているのだ。

「愛なんだ!」と悟る。

自分が大勢の人の前でライブをやっているイメージは、こんなに多くの人に愛されているという喜びで、その喜びや感動の中から、私は歌ったり楽器を弾いたりして、また皆に愛をバトンタッチしている、愛を循環させているようなイメージ。しばらくの間、愛の素晴らしさを感じる。

「すべて愛なんだ!」と悟る。音楽もそうだけど、自分の好きな事をやるというのは「愛を表現している」んだ。ああ、もっともっと愛を表現していこう。仕事でも、人との付き合いでも、もっともっと愛を表現していこうと思う。愛は心地よい。

自分を愛していないのがバカらしくなる。不安は体を硬直させたり心の視野を狭くしたりするけど、愛は全く反対だ。体をリラックスさせ、心は無限に広がっていく。愛されていると思うだけで、こんなにも人は変わるのか、と驚く。もっと多くの人を愛していこうと思う。

レイキのフルセッションを終える。けどまだ背中や首の辺りに不安があるというか、スッキリしないのでウダウダしていたら「もっと自分を愛する時間を創りなさい」というメッセージを受けとる。そうか、自分を愛する時間はいつも後回しにしていたなぁ。

では自分を愛すかと思い、ゆっくり風呂に入る事にする。半身浴をしながらレイキ瞑想をする。30分ほど浸かっていたからクラクラしたけど、不安は汗と一緒に出ていってしまったようだ。もう大丈夫という確信があった。

予想通り、喘息もアレルギーもピッタリ治まってしまった。やっぱり精神的なことだったんだ。自分を痛めつける(愛さない)と、自分を痛めつけること(不安・喘息・アレルギーなど)が次々に起こるようだ。では自分を愛すると、愛することが次々と起こるのだろうか?

今回の不安は、とても勉強になった。それは自分を愛していない事が原因なのに、不安を感じるのを他人のせいにして、その人を信じられなくなったり、その人に腹を立ててケンカを売ったり、また逆に他人に100パーセント頼りたくなったりする。

自分が原因なのに、どうしても外側ばかり見てしまい、自分に目がいかないのだ。不安を感じると考え方や視野が狭くなるのに、どうして自分の心の中には目がいかないのだろう?忙しいとなかなかとれない「自分の心の中を見つめる時間」としても、レイキはオススメかもしれない。